UNDERSEA POEM
New York を中心に活動して3枚のCDをリリースしている,ボッサ・ラウンジ・ポップ、モスキートスの紅一点,リオ生まれのジュジュ(Juju Stulbach)とアメリカ人のクリス(Chris Root)のユニットです。インディー・ロック ウィズ ブラジリアン・クールというふれこみで登場いたしました。「アンダーシー・ポエム」という名前のごとく,なんか意味深なコンセプトのアルバムです。口笛のインスト曲がインターバルのごとき挿入されたり,ポルトガル語で歌ってみたり,そして各楽曲のメロディーが良いのでCD一枚,ついつい聴き通してしまいます。まあ,聞き流してしまうというのが適正な表現かもしれないが、、。でも「Makes me happy」なんか,かなりの上等なポップソングですよ。是非,聴いていただきたい。クリスさんとジュジュさんは,このアルバムの曲を書くためメキシコのパシフィック・コースト、バコチョに半年あまり滞在し,毎日サーフィンし,海を眺め,かなり寛いできたそうで,その自然の中でのマッタリした生活感が,ほどよく聴き手にも伝わってまいります。しかし,NYでの活動が長かったせいか?やっぱり都会っぽさが抜けてないんであります。すごくワザとらしいコンセプトのアルバムなんだけど、、でも、気分良く聴いてしまう,湘南ビーチにマッチした2010年の海辺の音楽です。
(湘南ミュージック選定)
(湘南ミュージック選定)
by koyonagamura
| 2010-04-21 08:06
| 2010アルバム紹介4-6月