JULIETA VENEGAS

メキシコはティファナで育った才女も今年40歳となりましたが,このアルバム聴いてると年を感じさせないなぁ~。2004年の3rdアルバム「SI」がベスト・ロック・ソロ・ボーカル、2006年の4thアルバム「Limon y Sol」、その後のMTVアンプラグドがベスト・オルタナティヴ・アルバムとラテン・グラミー賞では常連、2007年には同「Limon y Sol 」がグラミー賞のベスト・ラテン部門を受賞して,大スペイン語圏に,その名を知られるようになった御代というより,まあ,普通のシンガー・ソング・ライターなのであります。とにかくラテンといえばノリノリのダンスで,濃いな~~この女は!!という、、CDも最後の方までくると髪は乱れるは,ドレスの胸元は開いてるし,太ももは剥き出し,ドギツイ香水の匂いプンプン,金ラメベタベタ付きまくり,そんなタイプの女性の歌が多い中,フリエッタさんは本当にそこらに居る英語圏のシンガー・ソング・ライターに近くて,最後まで落ち着いて聴けるわけだ。それは,ある意味,面白くない(?)ラテンっぽさに欠けるかも知れないが,こんなスペイン語のアルバムがあったって当然イイじゃないか、、。という,そんな1枚です。ポップ度は世界的レベルに達しています。なんたって大スペイン語圏の大シンガーは世界標準なんだから、、、彼女に興味がない日本人が悪い。
by koyonagamura
| 2010-04-15 07:55
| 2010アルバム紹介4-6月