Mallu Magalhaes
2008年に16歳でデヴュー,このアルバムは2nd になる。「今作では、ずいぶん大人になった。」なんていう感想が多くきかれますが、私は今年50歳になるオヤジですので,さすがに彼女の16歳の時のCDは聴いておりませんで、、、。同年代の奴がそんなこと言ってると「お前、ロリコンだったのか!!?」と密かに思うものの、しかし,実際,この2nd を聴いておりますと,この娘の並々ならぬ才能にロリコンなんてことは言ってられないといった気にさせられるのです。マル・マガリャエスは2114年のワールド・カップ,2116年のオリンピックに向けて,正しくハット・トリックを決めていく勢いです。リオのオリンピックの時,まだ24歳だぜ!(どうなっちゃうか分らない人類の未来ではあるものの,とりあえず夢があるよね,この娘には、)彼女の音楽は開放的でエネルギーが外に向かっていて、自由で屈託のない歌は,遠い日本のオジサンにも元気をあたえてくれます。特にオープニングのちょっと気だるい感じのロックは2010年,今のところ,もっとも衝撃的な歌でした(個人的に,,) 。 ボッサ・ノーヴァ・懐メロ・カヴァーが蔓延して随分と時が流れました。最近の歌手が歌うボッサ・ノーヴァって完全にムードミュージックになっちゃって、パッションってもんを感じないんだけど、、それでも、まだ、延々と歌い続けるのかね??(聴き続けるのかね???)音楽生活マンネリ気味のブラジル=ボッサ・ノーヴァ・ミュージック・ファンの方に「こんなのもあります」という形でお薦めしたい将来有望なブラジルのミュージシャンです。(若さのオーラを感じます。)
by koyonagamura
| 2010-03-21 14:25
| 2010アルバム紹介1-3月