
私はオリンピックが東京に来るだろうと勝手に信じていた人間の一人なので、(理由はフジロックと代々木公演のブラジリアン・フェスティバルのゴミの分別を比較したらフジのほうが100倍良いから、、、)「2016年はリオに決定!!」(そして歓声とサンバのリズム)のニュースを10月の2日、深夜 銀座からの帰宅途中,ベロンベロンに酔っぱらった状態でタクシーのラジオで聞いたときには、はっきりいって,世界の終わりと思った。タクシーの運転手さんと、これから我々は何を夢見て生きていこうか?深夜のタクシーの客待ちは永遠に続くのか?皮肉交じりの話をしてしまって,後味が悪かった。家に着く前に吐きそうになってしまった。でも、翌日,マスコミは大騒ぎしなかったし (騒ぎようがないし、、、) 次の日から、頭の切り替えは早かった。いつものようにゴミの分別もして、CO2の25%削減に向けてエコ・ライフの向上を促した。 ところで、オリンピックとは関係ないけど,音楽の世界ではブラジルが元気なのは一目了然で、最近はサンバ、ボッサノーヴァ以外、幅広い演奏が聴けるようになった。このサンパウロ出身の「STUPID 4」 は6ヶ国語で歌っていて,ブラジル音楽というよりもニュー・ウェーヴです。でも6ヶ国語で歌うってこと自体,ブラジルってことかもしれない。(女性ヴォーカルはアルゼンチン人)どちらかというとガラパゴス化が進んでいる日本に比べて、この国の人たちは、よりグローバルな視点をもっている。要するに,今の世界って,そんなもんなんじゃありませんかねえ~? 良質のインターナショナル・ポップは文句のつけようのない楽しさです。 悔しいけど、でもブラジル万歳!!