
SUB POP からKILL ROCK STARS にレーベルを変えた4枚目のアルバム「YES WE CAN SEE 」。ザ・シンズ、モデスト・マウスを隣人とするポートランドのインディーバンド。ガレージ・ロックの雰囲気をプンプン匂わせて、90年代の西海岸の「あの音」を感じさせる。でも彼らは、今のバンドだ。始めて聴いた時から「このアルバムは良い!」と思ったのは、歌詞が聞き取りやすいということ。英語のリスニングの勉強にも使えます。そして歌詞の内容が「俺、俺、俺、俺はこう思う、俺はこうだった。俺はこうする。」の連続、それがストレートに伝わってきて、なにか、久しぶりに生きの良い好青年に会って、こっちまで救われちゃった気分だ。「これは本物のロックンロールだ!」と僕はそう感じちゃってます。