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SHONAN BEACH FM -NAGAMURA KOYO 長村光洋

湘南カチート 水曜23時 JUKEBOX 金曜17時 N盤アワー 月曜23時 のブログです。
REBECCA MARTIN 2月 COTTON CLUB
小柄の気の優しそうな女性で、コンサートが終了すると、すぐに客席に来てサインの用意をしていました。ノラ・ジョーンズのヒット「Don‘t know why」の生みの親として、広く知られるようになったジェシー・ハリス,彼とのデュオ、ワンス・ブルーを1995年に発表し、その後ニューヨークを中心に- 「何て言うんですか?こういう音楽を? ニュー・AOR?、JAZZ NOT JAZZ ?」- 10年程前から時代の潮流となりつつある、JAZZを基盤としながらも、ポピュラーやロックも取り入れた音楽です,年配の観客も「ウ~~ン、」と唸らせる歌と演奏を続けてきたレベッカ・マーティンの初来日コンサートがコットン・クラブで催されました。昨年日本でも発売された「実りゆく季節」は彼女の4枚目となるアルバムで、シンガー・ソング・ライターとしての魅力を充分に発揮した傑作でした。このアルバムはノラ・ジョーンズやマデリン・ペルーと並んでCD屋のベストセラーの棚の常連となっております。2002年の「Middlehope」はニューヨーク・タイムスのベスト・ジャズの1枚に選ばれており、実は僕、そのアルバム知らなかったんですけど、今度 聴いてみようと思っております。今回のLIVEは彼女の最新作からの歌が中心です。完全にスタイルが確立されていて、右から聴いても、左から聴いても、正面で聴いても、彼女の音楽は、まぎれもなくレベッカ・マーティンのオリジナルであると納得させられます。JAZZギタリスト、カート・ローゼンウィンケルの影響が絶大で彼女の「絹のように滑らかな歌声」をより一層引き立てます。夫であるラリー・グレナディアのベース、ダン・リーザーのドラムスも、実は1時間の彼女の歌のバックだけに収めるには勿体ない位の演奏で、本当は,あと1時間くらいセッションしたいのかもしれないけど時間がないから、こんなもの(?)という感じもいたしました。レベッカ・マーティンの名前で1日2ステージだから、それは無理なのでしょう。ラリー・グラナディアは3月3日、ブラッド・メルドートリオでの演奏をサントリー・ホールで行います。彼女の音楽は、最良の仲間にささえられ、最高の時を迎えつつあります。
by koyonagamura | 2009-02-28 10:08 | 音楽日記
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