GEORGIE AULD - SAX GONE LATIN 湘南音楽
ふと、なにげに湘南をイメージしてしまった音楽を、独断で「湘南サウンド」と認定する勝手なコーナーです。
1919年生まれのJAZZテナーサックス、クラリナット奏者。スウィング全盛時代にアーティ・ショー、べ二ー・グッドマンの楽団で活躍、一時期は自分名義の楽団もありました。スウィング以降もエロル・ガーナー、ディズィー・ガレスピー等、一線級のミュージシャンと演奏を続けた彼は、1959年にはアラン・リードとロックンロールのバンドまで組んでいます。アラン・リードといえば50年代のロックンロールl誕生の立役者であり、人種の壁を越えたコンサートやパーティの興行で社会的論争を起こしたDJ 兼ミュージシャンとして知られる、言ってみれば時代の先駆者でした。このジョージー・オールドのアルバムはジァズ・ファンの一部から軟弱、軽すぎ、ジァズじゃない、とのお言葉を頂いているようですが、僕には忘れることのできない湘南ジァズ・ムードミュージックなのであります。彼が、ここまで砕けたアルバムを作れたのも、その音楽活動の幅広さによるものと思っております。私たちに、最も身近な活動をご紹介いたします。彼は、1977年マーティン・スコセッシ監督、ライザ・ミネリ、ロバート・デニーロ主演「ニューヨーク・ニューヨーク」で、演奏指導を務める傍ら役者もこなし、フランキー楽団、団長として登場いたします。この映画で、デニーロのサックスの影の演奏者は、もちろんジョージー・オールドです。スタンダードはもちろんバップも演奏しております。最近はRolling Stonesのライブ映画も撮った音楽好きのスコセッシ監督、「ニューヨーク・ニューヨーク」の制作は大変な仕事だったと思いますが、それだからこそ「SAX GONE LATIN」の気楽なハズシた演奏は貴重な音です。このラテン調・ラウンジミュージック・JAZZはなんとなく謎な、そして贅沢なアルバム。湘南の海とオジサンを楽しませてくれる、チャメッ気たっぷりの快作です。
1919年生まれのJAZZテナーサックス、クラリナット奏者。スウィング全盛時代にアーティ・ショー、べ二ー・グッドマンの楽団で活躍、一時期は自分名義の楽団もありました。スウィング以降もエロル・ガーナー、ディズィー・ガレスピー等、一線級のミュージシャンと演奏を続けた彼は、1959年にはアラン・リードとロックンロールのバンドまで組んでいます。アラン・リードといえば50年代のロックンロールl誕生の立役者であり、人種の壁を越えたコンサートやパーティの興行で社会的論争を起こしたDJ 兼ミュージシャンとして知られる、言ってみれば時代の先駆者でした。このジョージー・オールドのアルバムはジァズ・ファンの一部から軟弱、軽すぎ、ジァズじゃない、とのお言葉を頂いているようですが、僕には忘れることのできない湘南ジァズ・ムードミュージックなのであります。彼が、ここまで砕けたアルバムを作れたのも、その音楽活動の幅広さによるものと思っております。私たちに、最も身近な活動をご紹介いたします。彼は、1977年マーティン・スコセッシ監督、ライザ・ミネリ、ロバート・デニーロ主演「ニューヨーク・ニューヨーク」で、演奏指導を務める傍ら役者もこなし、フランキー楽団、団長として登場いたします。この映画で、デニーロのサックスの影の演奏者は、もちろんジョージー・オールドです。スタンダードはもちろんバップも演奏しております。最近はRolling Stonesのライブ映画も撮った音楽好きのスコセッシ監督、「ニューヨーク・ニューヨーク」の制作は大変な仕事だったと思いますが、それだからこそ「SAX GONE LATIN」の気楽なハズシた演奏は貴重な音です。このラテン調・ラウンジミュージック・JAZZはなんとなく謎な、そして贅沢なアルバム。湘南の海とオジサンを楽しませてくれる、チャメッ気たっぷりの快作です。
by koyonagamura
| 2009-02-14 21:58
| 湘南ミュージック-認定