
このバンドのライヴを観る前から、CD聴いて「この子達は、絶対エエ!」と思ったので前作2ndも「2006年度スタ―ライトクルージン水曜日が独断と偏見で選ぶ年間ベストアルバム」の1枚に選ばせていただいた。2007年のサマソニに参加した時、その実力を日本に知らしめたのであるが、音楽的に優れているのは当たり前として、何たって僕が好きなのは、ドラムの代わりにいるタップダンサーだ。正確には、彼女はリズムをきざんでいるわけだからダンサーなんだけど、ダンサーではない。めちゃくちゃな中国語でいえば 「脚舞踊的打楽機小娘」だ。この表現はあまりにいい加減なのであとで「中国飯店」に行って確かめよう。 さて、ステージでドラムの代わりにタップを踊り続けるということは、大変な労力で、彼女にとってコンサートツアーは相撲の力士が年間5場所15日間相撲を取り続けることよりハードだろう。演奏の最中に「すいません、脚がつっちゃったから、休ませていただきます。」なんてことにならないか?わが娘のように心配になる。サマソニでは屋内ステージで命拾いした。炎天下だったらピペッツのように化粧がドロドロに流れ落ちていただろう?。熱中症で倒れてたかもしれない。ハラハラしちゃうバンドであるからこそ、なおさら僕はTILLY AND THE WALLが好きなんである。へんなMUSIC REVIEW になってしまいました。