のどかな春のつもりが、、ナメクジと戦う
2008年5月10日
俺は生まれてから,ずっと「ナメクジ」というのは日陰の湿った場所でひっそりと生活
している、自分とは関係ない生物だと思っていた。
彼らが俺の庭に入ってきたのは1か月程前だ。
実際にはその前からいたのに気がつかなかったのかもしれない、、、。
ルーフバルコニーで園芸を楽しみ至福の時を過ごしてから7年、俺は、今, ナメクジと
戦かっている。 ことは,ライトアップした夜の庭で彼らを大量に発見したことに始まる。
大事に育てた可愛いパンジーやスミレの花の上にベトベトくっついて,気持ち悪いから
指でピンピン飛ばしてたのだが,よく見ると花を食い散らかしていたのだ。
気味の悪い男が夜這いしている様な光景で背中にゾクッと寒気が走った。
「おい!俺の可愛い娘達になんてことしてくれんだよ!」
さて,翌朝、朝食の準備にイチゴを摘みに行ったのだが,虫食いの穴を発見した。
果実に虫がつくことは結構あるのだが,穴を覗いたらナメクジがいた。俺は芋虫は許す。
蝶ちょになって飛んでる姿が愛おしいから。 でもナメクジはノー・サンキュー。
「オメーの為にイチゴ育ててんじゃねーんだよ!」
その夜から、夜這いに現れるナメクジは割りばしで摘まんで塩地獄の中へ叩き落とす
ことにした。 あんまり,多いんで家族にも参戦してもらった。翌朝見に行くとナメクジは
ドライに乾燥して黒くなった残骸は田んぼにいる吸血蛭を連想させた。戦時中,
東南アジアで日本兵を苦しませた, あの蛭だ。 吸血蛭の残骸を見下ろしながら呟いた。
「お前ら、悪魔か、、、」
ある夜,ナメクジをとっ捕まえてから部屋でくつろいでいたら,急に雨が降ってきた。
窓から, 塩の山が雨に流され消えていくのが見えた。
乾燥ナメクジはカップヌードルみたいに息を吹き返すのか。
「神様がナメクジに味方したのか、、、」
その夜は,ナメクジが家の中に入ってきて襲われる悪夢を見た、、。
楽園と思われた場所に突然,何者かが足を踏み入れる。
何処にも悪意など存在しないが 気になりだすと、限りない憎悪がこみ上げてくる。
ナメクジの数も限りないから、 終りがない。
俺は生まれてから,ずっと「ナメクジ」というのは日陰の湿った場所でひっそりと生活
している、自分とは関係ない生物だと思っていた。
彼らが俺の庭に入ってきたのは1か月程前だ。
実際にはその前からいたのに気がつかなかったのかもしれない、、、。
ルーフバルコニーで園芸を楽しみ至福の時を過ごしてから7年、俺は、今, ナメクジと
戦かっている。 ことは,ライトアップした夜の庭で彼らを大量に発見したことに始まる。
大事に育てた可愛いパンジーやスミレの花の上にベトベトくっついて,気持ち悪いから
指でピンピン飛ばしてたのだが,よく見ると花を食い散らかしていたのだ。
気味の悪い男が夜這いしている様な光景で背中にゾクッと寒気が走った。
「おい!俺の可愛い娘達になんてことしてくれんだよ!」
さて,翌朝、朝食の準備にイチゴを摘みに行ったのだが,虫食いの穴を発見した。
果実に虫がつくことは結構あるのだが,穴を覗いたらナメクジがいた。俺は芋虫は許す。
蝶ちょになって飛んでる姿が愛おしいから。 でもナメクジはノー・サンキュー。
「オメーの為にイチゴ育ててんじゃねーんだよ!」
その夜から、夜這いに現れるナメクジは割りばしで摘まんで塩地獄の中へ叩き落とす
ことにした。 あんまり,多いんで家族にも参戦してもらった。翌朝見に行くとナメクジは
ドライに乾燥して黒くなった残骸は田んぼにいる吸血蛭を連想させた。戦時中,
東南アジアで日本兵を苦しませた, あの蛭だ。 吸血蛭の残骸を見下ろしながら呟いた。
「お前ら、悪魔か、、、」
ある夜,ナメクジをとっ捕まえてから部屋でくつろいでいたら,急に雨が降ってきた。
窓から, 塩の山が雨に流され消えていくのが見えた。
乾燥ナメクジはカップヌードルみたいに息を吹き返すのか。
「神様がナメクジに味方したのか、、、」
その夜は,ナメクジが家の中に入ってきて襲われる悪夢を見た、、。
楽園と思われた場所に突然,何者かが足を踏み入れる。
何処にも悪意など存在しないが 気になりだすと、限りない憎悪がこみ上げてくる。
ナメクジの数も限りないから、 終りがない。
by koyonagamura
| 2008-12-05 15:41
| 日記 2007-2009