SHONAN BEACH FM -NAGAMURA KOYO 長村光洋

湘南カチート 水曜23時 JUKEBOX 金曜17時 N盤アワー 月曜23時 のブログです。
マイアミの中古レコード屋さん
2008年1月22日

久しぶりに義母に会いにマイアミを訪れた。サブプライムローン
が問題化する中、マイアミの街は住宅前のFOR SALEの看板がやけに
目についた。不景気だった20年前と較べても、比較にならない位
多いから、ここ数年はよっぽどバブリーだったんだろうなぁ~と簡単に
想像できた。 転売物件はともかく、この家のひとつひとつに幸せな家族が
住んでいたことを思うと悲しくなる。
一方では相変わらずセレブな場所もある。映画にでてくるようなクラブの
ニューイヤーパーティは入場料だけでも200ドル、テーブルに座ると400ドル、
VIPだと700ドルなんていう価格設定があったりする。(これ一人分の値段です。)
アルマーニのドレス着て テクノビートとシャンパン、キャビアでカウントダウンするのも
悪くないか?でも、ここアメリカでも日本人の懐具合は更に厳しくなっているのであります。 

さて、マイアミにも、今だ中古レコード屋が存在する。
個人経営の小さな店だが、僕にとっては一番 気が休まる「心のオアシス」だ。
もう10年以上このレコード屋に通っている。
僕は昔から神保町の中古レコード屋を歩き回っているからネットでレコードを買うことが、
どう転んでも面白くないのだ。  ここの店のおっさんは昔から全然変わらない。
カーボン式の売上げ伝票に一生懸命にボールペンで記入している様が、
いかにも不器用そうで、懐かしくっていい人だ。 
今回はクリス コナー、ニーナ シモンのベツレヘム原盤等を5,000円程度で譲ってもらった。
この値段は安いと思う。
彼らはネットで価格を調べて高く売るなんて野暮なことは絶対しない。
そのかわりに 「そうだね、このレコードは絶対いいよ。彼女はベストシンガーだ。
他で買ったら200ドルはするだろうな?」  と言ってニヤッ と笑う。 
家の値段が5倍になっても、ここのレコード屋の営業は変わらない。

この変わらない中古レコード屋のおっさんとレコードがこれから何処へ行っちゃう
のか心配だ。  何処に追いやられちゃうのか心配だ。
ちなみに、このレコード屋のオーナーは別にいる。 趣味が高じて店を出した
レコードコレクターだ。
平日は別の仕事をして, ウィークエンドになると、もっとも幸せな顔をして
店に現れるそうだ。

「ダイアモンド針よ、永遠に、、、」
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by koyonagamura | 2008-12-01 15:21 | 日記 2007-2009
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