SHONAN BEACH FM -NAGAMURA KOYO 長村光洋

湘南カチート 水曜23時 JUKEBOX 金曜17時 N盤アワー 月曜23時 のブログです。
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Sanda - Gypsy in a tree
c0198594_22555670.jpgこのアルバムを番組で流してから随分時間がたったが改めて紹介する。サンダ(Sanda Weigl )の「Gypsy in a tree」,2002年の1st「Gypsy killer」から8年振りのニューアルバムだ。とはいえ,彼女のキャリアはかなり長い。1948年ルーマニアのブカレスト生まれ。幼年期は子役として活躍していたが一家は東ドイツに移住した。ここで再開したのが父方の親族ヘレーネ・ヴェイゲルという女性で,彼女は「三文オペラ」のブレヒトの二番目の妻,自ら劇団を率いる女優だったそうだ。ここでサンダは東ドイツ初のロックバンドでヒットも飛ばしたが,68年「プラハの春」で反体制運動に参加したため3年間投獄される。その後,西ドイツに移り92年からはニューヨークに活動拠点を移し現在にいたる。彼女自身はジプシーではないが彼女の歌の根底には幼い頃から聴いて育ったジプシー音楽がある。ルーマニアとジプシーの関係は御存知の通りである。僕はこのアルバムのタイトル「ジプシー・イン・ア・ツリー」を見てビリー・ホリディの「奇妙な果実」を連想したが,そこまで酷くないようでタイトルは「20世紀の初めルーマニア人が結婚式やセレモニーでジプシーに音楽演奏をさせた時,彼らはジプシーが招待客の目につかない様、木の上に座らせて隠れているように命じた。」そんな時代の歌だからだそうである。このアルバムはニューヨークのジャズ・シーンで活躍しているミュージシャンと録音しており,ジプシー(ロマ)音楽といっても,かなり精錬されている。驚いたことにバックはみんな日本人である。(永井 昌子さん,武石 聡・務さん)ニューヨークのライヴハウスでサンダが日本人の伴奏でジプシーの歌を歌ってるヴィデオを見ると不思議な気もするが,その半面嬉しい。みんな頑張ってるなぁ~と感心する。だからという訳じゃないけど,サンダはこの4月22日ニューヨークのトライべッカで日本の震災の為のベネフィット・コンサートを開いてくれた。しかし,何人の日本人がこのことを知っているだろうか?
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by koyonagamura | 2011-05-31 22:32 | 2011アルバム紹介2011年
artist list
artist list 2011 June 1st       (+印はトーク中のBGMです)
梅雨入り後の6月のスターライトはパーッと賑やかに新譜特集。

1. Kitty Daisy&Lewis
2. Claude Hay
3. Hazmat Modine ~ここまではスタンダードなGood time music
4. +Manfred mann
5. Foster the people ~MGMT路線 侮るなかれの新人
6. The Naked and the famus  フジロック参加予定、オーストラリアから
7. Gang Gang Dance  ~NYブルックリン出身の2ndアルバム
8. Battles       ~今年一番のポストロックPOPソング
9. +The Bongolian
10. Selah Sue     ~ベルギーの新星
11. K.D.Lang      ~久しぶりに元気なニューアルバム
12. Emmy the Great   ~才気溢れるSSWのニューアルバム
13. +Gonzales
14. The kills       ~今年のベストロック
15. Cat`s Eyes   ~ホラーズのFaris badwanのニュープロジェクト
16. Wild beasts       ~ニューアルバムより
17. Thurston Moore  ~Beck プロデュースのソロアルバム
18. +Nutid
19. Iness Mezel     アルジェリアの女性シンガー
20. Souad Massi     アルジェリアのSSW   
21. Mor Karbasi      イスラエルの歌姫
22. Fayrouz       レバノンのヴェテラン女性シンガー
23. +Avishai Cohen
24. Harcsa Veronika   ハンガリーの才女
25. Lalo Zanelli & Ombu フランスで活動するアルゼンチン・ピアニスト
26. Marc Almond   英国の妖人
27. Sanda       ルーマニアのシンガー
28. Carlos Careqa   ブラジルの鬼才
29. +sissok - Segal
30. Omara Portuondo&Chucho valdesキューバのヴェテランアーティスト
31. Thierry Fanfant  フレンチ・カリビアン
32. Cristina Branco   ポルトガルのファド・シンガー
33. +Quiet Village

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by koyonagamura | 2011-05-31 20:08 | 2011番組音楽リスト
SERGE GAINSBOURG
今日の番組  2011年5月25日  ゲンズブールの特集です 
c0198594_15333962.jpg先週公開されました,ジョアン・スファール監督の「ゲンスブールと女達」第36回セザール賞にて主演男優賞、初監督作品賞、音響賞を受賞したこの映画はコミック,小説,アニメを手掛けてきた彼ならはではの手腕にかかり,単なる伝記以上のエンターテイメントに仕上がっています。なによりもヴィジュアル的にも本物と間違えるような演技,演出そして全ては新録音であるがゲンズブールの詩を再現する音響は観る者を120分間,50年代から80年代の「あの時代」へとタイム・スリップさせます。面白いのは,ゲンズブールの世界を再現すると共に,その時間は2010(2011)年であり、単なるノスタルジーに終わることなく今の映画として見応えのあるもの作品であることです。あまりにも女達が多すぎて最後は時間切れ終了みたいになりますが、、、そこは初の監督作品なんでお許しください。それから,ゲンズブールの大ファンで,イマイチ表現方法が浅いんじゃないか?と思う方もいらっしゃるかもしれません。段々評価があやしくなるんで映画の話は止めますが、さて、今日は震災後に自分で飛行機のチケットを買って日本に来てくれた元奥さまのジェーン・バーキンにもスポットをあてます。震災前からコンサートのスケジュールが決まっていたミュージシャンは多くおりますが,チャリティを自分で決めて日本に飛んできた方は,この人だけです。別れても彼の詩を歌い続けるバーキン、そして年々逞しくなっていく彼女に敬意をこめてゲンズブールそして彼女の歌をお届けいたします。
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by koyonagamura | 2011-05-25 15:15 | 2011番組音楽リスト
Schradinova - JANN SCHRA (ex.Room Eleven)
c0198594_1183597.jpgちょっと,ややこしいんですけどオランダのグループ、元ルーム・イレヴンのヤナ・スクラがシュラディノーヴァという名義で発表したソロ・デヴューアルバム「India Lima Oscar Victor Echo You 」です。ルーム・イレヴンのファンなので彼らの3rdアルバムを首を長くして待っていたのですが,残念ながら2009年の末に解散していたことを知りました。元々バンドの名前の由来が「ヴォーカル担当,紅一点のヤナ・スクラが学校の掲示板でバンドを募集し,その後メンバーと初めてセッションしたスタジオがルームナンバー11だったから。」と,軽い動機なので,この辺で解散することも驚くことではないのかもしれません。むしろ驚くこととは1st, 2nd とも大ヒットして日本にまで来てしまったことかもしれません。2008年の「Mmm...Gumbo」に収録されていた「Hey Hey Hey」は同年スターライト水曜の年間ベスト・ポップ・ソングでした。僕はこの曲で完全にノック・アウトされちゃったわけでありますが、シュラディノーヴァのソロ・アルバムは基本的に音楽的路線は変わっておりません。アリエン・モーレマの名前は見れませんが,旧バンドの時と同じくバックバンドとの一体感があってこそ聴き応えを感じる彼女のジャズ・ヴォーカルです。パンチのきいた大ヒット曲はないけど,アレンジが良い、聴けば聴くほど好きになる隠し味のきいた大人のアルバム、ちょっとワクワクしながら、でも安心して聴けます。
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by koyonagamura | 2011-05-18 10:31 | 2011アルバム紹介2011年
artistlist
artistlist 18th May 2011 (+印はトークのBGM使用です。)
爽やかな春の海からお届けする、これまた爽やかなポップ・ミュージックの2時間。
安心して聴けますよ。

1. LISA
2. +eivets rednow
3. Priscilla Ahn
4. Goldee
5. Beach House
6. Acid House King
7. +Royksopp
8. Lisa Lauren
9. The Submarines
10. The Submarines
11. CAKE
12. +Chapelier Fou
13. Fleet Foxes
14. Gorillas
15. Jonny
16. Color of clouds
17. +Nutid
18. Noah and the Whales
19. Noah and the Whales
20. Alex and Sam
21. Lia Ices
22. +Chilly Gozales
23. Bright Eyes
24. Ron Sexsmith
25. Ron Sexsmith
26. +Avishani Cohen
27. Nick Lowe (Brinsley Schwarz)
28. Marrianne Faithful
29. Hazmat Modine
30. +Lisa Carbon
31. Vanessa Daou
32. Jazzamor
33. Undersea Poem
34. +Quiet Village

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by koyonagamura | 2011-05-18 09:31 | 2011番組音楽リスト
1963年の紅白歌合戦
某飲料メーカーのCM で坂本 九の「見上げてごらん夜の星を」がカヴァーされている。
高度成長期に東北から上京した若者達の辛いけど前向きな生き方を歌ったこの曲は「上を向いて歩こう」同様,大ヒットし1963年の紅白で歌われた。当日,坂本さんは紅白用の衣装を楽屋で盗まれてしまうというアクシデントにあったが,自宅から運んだタキシードを着て堂々と歌っている。何よりも彼の御辞儀の仕方が爽やかで好印象である。僕は昔の紅白が好きだ。その中でも一番好きなのがこの1963年だ。この年はオリンピックの前で,日本中がワクワク,ドキドキしていた。紅白からもそれが伝わってくる。なんたって日本にとって初めての国際的ビッグイベント!だから,みんな一生懸命に外国の事を勉強している、それが面白い。米国帰りの雪村 いづみは別格だが,アメリカ勢ではミュージカル「ウエストサイド物語」を歌うスリー・グレイセス、中尾 ミエ・園 まり・伊東 ゆかり のスパーク3人娘,これがなんとも青々しい。フランスには越路 吹雪がいて,彼女の歌う「ラストダンスは私に」はユニ・セックスぽくって素敵だ。。ラテンの女王は坂本 スミ子。坂本を前座で使ったアイ・ジョージの姿もある。(!)当時,彼の面倒を見ていた森繁 久弥がアイのギター伴奏で歌うのが「フラメンコかっぽれ」、この曲が凄い!!スペインのフラメンコと日本のかっぽれの「こぶし」が見事に調和していて二度と観ることができない名演である。デューク・エイセスは米国ヒット曲「ミスターベースマン」ボニー・ジャックスはロシア帝国時代の民謡「一週間」ダーク・ダックスもロシア派で「カリンカ」を歌った。その後,トリはシベリア帰りの三波 春夫先生だが彼の顔の色艶が物凄く良くて驚かされる。和服組では倍賞 千恵子、西田 佐知子、そして吉永 小百合がダントツに可愛い。小百合ちゃんに客席から「まっっってました~~~ぁ!!」という声援が飛ぶ。もう、最高!。一番印象に残るのはやっぱり 梓 みちよ の「こんにちは赤ちゃん」だ。実は彼女はこの歌は自分のイメージと違う、重すぎるという理由で,テレビを除いてステージで歌うことはなかったそうである。彼女がこの歌を再び歌うようになるまで40年月日が流れたそうだ。「上を向いて歩こう」「こんにちは赤ちゃん」の作者である永 六輔さんもゲストで出演している。若いけどかっこいい。81.4%という史上最高視聴率を記録したこのオバケ番組は「東京五輪音頭」で幕を閉じる。 そして,これを見るといつも思うのです。もう一回,日本にチャンスをちょうだいと、、。
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by koyonagamura | 2011-05-18 07:17 | 日記2010-2011
artist list
artist list 11th May 2011 (+印はBGM使用、あくまで予定です)

ゴールデン・ウィークも終了しCD棚も夏ものに交換いたしました。
と、思ったら今日は雨、、、でも元気でポップにまいります。

1. Charles Aznavour
2. +Royksopp
3. Die Sputniks
4. The Continental Cousins
5. The Enchanters
6. Scramblers
7. The Ventures
8. +Astrinauts
9. Tokyo coolest combo
10. April March
11. France Gall
12. The Spinhots
13. Diving with Andy
14. +Yppah
15. The Breakaways (2)
16. Marden Hill
17. Tony Hatch orchestra (2)
18. The Pipettes
19. The Paper Dolls
20. +The High Llamas
21. The Raveonettes (3)
22. + Moog cookbook
23. Lolas
24. Masha Qrella
25. Club 8
26. T.P.4
27. +Joao Donato
28. Hollywood Strings
29. Emilie Claire Barlow
30. Julie Cascioppo
31. Al De Lory
32. Musetta
33. +Matt Luhtala &The Visitors
34. The Time and space machine
35. +The High Llamas

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by koyonagamura | 2011-05-11 11:11 | 2011番組音楽リスト
HARCSA VERONIKA
c0198594_12564134.jpg2ndアルバム「you don`t know it`s you」リリース後に来日,そして傑作3rdアルバム「Red Baggage」を発表したハルチャ・ヴェロニカの4枚目のアルバム「LAMPAFENY」が届きました。82年ハンガリーはブダペスト生まれだから,まだ30歳にもなっていない彼女であるが存在感は群を抜いている。リスト音楽院JAZZ学科卒業,知性を感じる彼女の作品はJAZZのカテゴリーを越えている。そんじょそこらの歌手とは一線を画した花マルの本格的アーティストだと思う。実際,彼女のあどけない顔には花マル・マークが良く似合う。さて,前作では英語による,ちょっと違った東欧的JAZZを歌っていたが,今回は20世紀ハンガリーの偉大な詩人の作品を彼女が楽曲化したもので,かなり挑戦的な作品である。残念なことに対訳がついていない。ハンガリー語だから詩の内容が全然わからないので,なんともお粗末な紹介になってしまったが,例えばヴェレシュ・シャンドールの詩にしろ訳をもって日本に紹介されていないのだから,このアルバムに対訳を付けろと言っても困難な話だろう。音楽的には,もちろんJAZZなんだろうけど,斬新なプログレ系のようでもあり,この手の音が大好きな往年のロック・ファンって結構多いだろう。詩の内容は不明だが音だけでも充分にイケる堂々たる秀作だと思う。全然,話は変わるが,ハンガリーの軍用工場で作られていたというハルチャ(ハーチャ)・スニーカーなるものが日本で売られているのを発見した。シンプルですが藍色がなかなか良いのでチェックしてみてください。
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by koyonagamura | 2011-05-03 11:06 | 2011アルバム紹介2011年


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