SHONAN BEACH FM -NAGAMURA KOYO 長村光洋

湘南カチート 水曜23時 JUKEBOX 金曜17時 N盤アワー 月曜23時 のブログです。
カテゴリ:2011アルバム紹介2011年( 25 )
SOCIAL CLIMBERS
c0198594_1331638.jpg 2011年の今の音楽シーンにピッタリな感じでソーシャル・クライマーズのアルバムがp-vine から再発されました。30年程前のレコーディングですが、こんな新人が今出たら大注目!という内容です。しかし、残念ながら30年前のグループです。アルバムは1981年リリース、1982年には解散しています。Social Climbers (立身出世をねらう野心家) というネーミングを持つこのバンドは1980年あたりにニューヨーク・ソーホー地区に産声をあげました。バンド名とは裏腹の「昔は夢があったのに、今はそれを思い出せない、、」「さらにさらに少ない時間で生きる為の、さらにさらに長い人生、見てなよ、ほら、」といった半陰性な音楽は今も昔も、影を持つリスナーの心を惹きつけます。70年代後期のN.Y.アート・パンク・ムーヴメント:NO WAVE の流れにどっぷり浸かったサウンドはDNA ,コントーションズ、ティーンエイジ・ジーザスからイーノ、ヘッヅのファンにもお薦め。現在のブルックリン・ブームの通過点、そして、その精神を知る上でも嬉しいCDリリースだと思います。
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by koyonagamura | 2011-11-09 13:11 | 2011アルバム紹介2011年
WILCO - The Whole Love
c0198594_12452222.jpg 今年のフジの最終日は大人気のYMOやケミブラをよそに、一人ダーク・スター(グレイトフル・デッドのコピーバンド)を見てフィールド・オブ・ヘヴンをぶらついたり、CAKE そして、お目当てはこのWILCOだったわけですが、皆さんとは違った道を歩かせていただきました。というか、、そんな道もちゃんと作っておいてくれるフジ・ロックが好きです。ステージでもアナウンスがありました通算8作目のニュー・アルバム、安心して聴ける半分ひねったポップが心地よいです。そして全米初登場5位!インディペンデント系の第一位獲得おめでとう。そんなことを言えば万人受けするロック・バンドと勘違いなさる方もいると思いますが、ところがドッコイ、ムーグ、メロトロンといった楽器、ロック・レジェンドからのサンプリング、オルタナ・カントリー、かといって懐古的なアナログ志向にも陥らない、ロックの歴史をそのまま背負ったような好盤に仕上がっています。(この際、傑作といってしまおう!)若い世代がCDを買わないから、最近は中年層向けにロックの名盤再評価みたいなものばかり出回っておりますが、ロックを懐かしの音楽にするのだけはやめましょうね。、、、してもいいけど、常に前を向きましょう。ウィルコを是非、聴いてください。今年の名盤ですから。
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by koyonagamura | 2011-10-26 13:11 | 2011アルバム紹介2011年
NIKKI JEAN
c0198594_22244572.jpg FA華々しき頃の読売巨人軍のメンバーを彷彿とさせるようなソングライターの巨人たちが大集合している。一番 バート・バカラック~ 二番 キャロル・キング~ 三番 ボブ・ディラン~ その他モータウンでお馴染み H.D.H. のラモント・ドジャー、フィリーソウルのトム・ベル、カーリー・サイモン、「ライオンは寝ている」「好きにならずにいられない」のルイジ・クレアト―レ、P.ウィリアムス、J.ウェブ、B.マンと、FAに飽き足らず野球殿堂博物館からありとあらゆる名プレイヤーを連れてきちゃいましたよ、という史上最強のバッティング・オーダーなのである。カニエ、リアーナ、N.E.R.D.のツアーに同行した程度の実績でよくもまあ、こんな巨匠たちと歌を共作できましたねぇと思うのは僕だけではなかろう。このCDよりも,そっちの方に興味がある。レーベルはダイアン・バーチのS-Curve ,今作も60、70年代、後知恵路線満載、6月のデビュー以来アメリカではイマイチ売れてないが、日本人はこういうの好きなんですよ。ということで12月に初来日!六本木ビルボードのステージに立ちます。彼女が日本を勉強してくるとは思わないが、偶然にも彼女のステージは日本人の心にドンピシャ!ハマることだろう。自信あります。この作品も僕は充分に楽しめました。最初に戻りますが、じゃ~~この大物ズラリのメンツで優勝できるか?と聞かれれば、あの時の巨人軍と一緒で大物を集めたからといって即、強いチームにはならないと思う。僕はこのCD好きですけど、、。
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by koyonagamura | 2011-10-20 23:03 | 2011アルバム紹介2011年
BOMBAY BICYCLE CLUB
c0198594_15102595.jpg平均年齢19歳で2009年にデビュー、2ndアルバムはいきなりアコースティックだったボンベイ・バイシクル・クラブの3枚目のアルバム。またまた方向転換したような、ちょっとサイケなアルバムだが早熟なこのバンドに背伸びをしている様なフリは感じない。何をやりたいのか彼らの熱意がひしひしと伝わってくる。ある意味王道の英国ロックです。よく勉強して、よく消化してると思う。これが会社の入社試験面接で僕が総務人事課だったら、一発で合格させるだろう。次に何をしでかすか分らないけど、、。もし、このアルバムに大ヒット曲が一曲でも入っていたら大変なことになっていたかもしれません。ロックアルバムとして今年の10本の指に入る良作です。バンドのネーミングのセンスといい、はじめっからモノが違っていたんだろう、、、この青年達は、、、。
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by koyonagamura | 2011-10-19 15:13 | 2011アルバム紹介2011年
WOLF GANG
c0198594_1427357.jpgラジオ・フレンドリーという言葉はこのアルバムの為にある。マックス・マックエリゴットことウルフ・ギャングのデビュー・アルバムがデイヴ・フリッドマン(フレーミング・リップス、MGMT)のプロデュースのもと、この7月に英国でリリースされている。高質なセンスのエレクトロ・ポップのアレンジはともかく、メロディーがキャッチ―である。1曲目を流すだけで、みんなラジオに耳を傾けてくれるから有難い。このアルバムが80年代に出ても90年代に出ていても、必ずヒット・チャートに顔を出したであろう永遠のポップ性がここにはある。ファッションも奇抜で楽しめる。70年~80年代の日本の女子学生なら英国で流行る前に日本でヒットさせただろう。
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by koyonagamura | 2011-10-19 14:26 | 2011アルバム紹介2011年
Sophie Milman
c0198594_13403098.jpg ジャズ・ヴォーカルを聴くとき、その声が耳に入ってきた途端に「これはいける!」というのと「こりゃ~俺には駄目だ~」というのと当然、二通りある。私は普段からジャズを優先して好んで拝聴するタイプではないが、ポップスやロックに比べるとジャズ・ヴォーカルはどれも似ていて個性的な歌は少ない気がする。だからスピーカーから流れてきたヴォーカルの声質、アレンジのセンスが余計に気になる。これは音楽が好きか?嫌いか?という問題よりも、この人間が好きか?嫌いか?という生理的な理由に近い。そして、ソフィー・ミルマンの場合は特に「フィーリングが合う」のである。まずはユダヤ系ロシアの超美人である。そして7歳でイスラエル15歳でカナダに移住しているが、ジャズのメッカであるアメリカから距離を置いている。(N.Y.でレコーディングしていますが、、。)彼女のどことなくヨーロピアンなテイストが、ギトギトのジャズじゃないところが好いと思う。2004年のデビューアルバムは i-tune Jazzアルバムのダウンロードチャート首位を米・日で獲得。2008年には「Make someone happy」でカナダのグラミーといわれるジュノ―賞・最優秀ボーカル・アルバムを受賞している。この秋の夜長にぴったりな「In the moonlight」で三段跳び、今週末にはブルー・ノート東京のステージに立つ。こんな美人の、こんなジャズ・ヴォーカルを身近で楽しみながら、お酒が飲めるなんて男冥利に尽きるんじゃないかい?
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by koyonagamura | 2011-10-12 13:31 | 2011アルバム紹介2011年
The Bandana Splits
c0198594_1213927.jpg少し前に、イナラ・ジョージ(The Bird and the bee)がトリオ編成のコーラス・グループ、リヴィング・シスタースを結成して,なんとも懐かしい50~60年代のメロディを歌っていたが、このザ・バンダナ・スプリッツは,その路線をさらにポップに時にエレクトロに進めた,ちょっとヤンチャなブルックリンのグループです。もはや、ブルックリン・カルチャーはメルティング・ポットであるアメリカの中のメルティング・ポット,音楽的には「何でもアリ!」の極限に達しているようです。ウォール街を占拠してもおかしくない勢いです。60年代の子供向け人気テレビ番組「Banana Splits」をもじったネーミング,そしてライヴ映像を見ていますと,まだまだ半分思いつきの冗談にも見えますが、懐かしのメロディーを21世紀に呼び戻す才気と彼女等なりの努力は十分に伝わってまいります。特にアルバムにおいては全編、落ち着いた美メロ、50、60年代に青春を送ったオジサン,オバサン達にも是非、聴いていただきたい,元気と夢を取り戻してもらいたい!!!そんな古くって新しい良盤であります。
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by koyonagamura | 2011-10-05 12:31 | 2011アルバム紹介2011年
Trombone Shorty
c0198594_14141458.jpg1986年生まれの次代のニューオーリーンズの音楽を背負って立つトランペット・プレーヤー。前作「BACKATOWN」のタイトル曲を聴いて「これは、頭の中が違う、、。」と思っていた。同年のフジロックにも出演、残念ながら僕は他のステージに行ってしまったが、それは今でも悔やまれる、、。時々、夢に出る、、。このニューアルバム「FOR TRUE」を試聴した時は、ヘッドフォンでしょぼい再生機器だったので始めは何とも感じなかったのだが、先日、渋谷の街中で大音量で聴かされ思わずぶっ飛んだ!!という体験をした。彼の演奏は空気のバイブレーションをビシビシ感じながら聴いた方がよろしい。みなさん、音響機器には注意しましょう。来年2012年2月には再来日公演が決定している。2月2日(木)渋谷クラブ・クアトロ。もちろん、ライヴ必見!!
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by koyonagamura | 2011-10-05 11:52 | 2011アルバム紹介2011年
GENERATIONALS
c0198594_2312962.jpg 今年になってから、アルバム紹介をさぼっておりますことお詫び申し上げます。このジェネレ―ショナルズの2nd「アクター・キャスター」は随分,前にリリースされ,番組でも「Ten-twenty-ten」をヘヴィーローテーションで流しましたが、今、こうして秋の夜長をPCと共に過ごしておりますと「やっぱり,紹介しない訳にはいかない。」と思うのが,この一枚です。今年の夏はあちこちで本当に良く流れてましたよ。グラント・ウィドナーとテッド・ジョイナーのコンビから成るバンドは人気テレビ・ドラマ「グレイト・アナトミー」のサントラにも採用されたジ・イームズ・エラを前身とするが、このバンドは2008年に解散、ジェネレ―ショナルズは前記の二人で2009年新たにデヴューを飾りました。1stアルバム「コン・ロウ」からもTVドラマ「チャック」の挿入歌、そして米国の老舗デパート・ブルーミングデールのCMソングが生まれたのだから,彼らの楽曲作りには天性の才能があるのでしょう。このアップ・テンポでキャッチ―なメロディーは彼らの活動拠点がニューオーリンズであることによるのかもしれません。アメリカン・ポップ、ロックの血を受け継いだ大衆音楽と言ったら大袈裟でしょうか?大ファンです。
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by koyonagamura | 2011-10-04 23:44 | 2011アルバム紹介2011年
Piers Faccini
c0198594_22335611.jpg 今週はベイルートに続きまして、フランスからピエル・ファッチーニの4作目「My Wildness」1970年生まれ,イタリア人の父とイギリス人の母を持ち5歳からフランスで育ったそうで,解説書を読む前までは,フランスでリリースされた作品には思えなかった。バイオリン、トランペット、チェロを配した彼の曲にもベイルート同様、異国情緒が漂う。今年6月にマリのコラ奏者パラケ・シソコと来日したヴァンサン・セガールがチェロを弾いている。このセガールがデヴュー当時よりファッチーニの才能を認め、引き出した功労者であるそうだ。今作、トランペットで参加しているのがイブラヒム・マールーフで在仏アラブ系ジャズ・プレイヤーである彼の演奏、随所に散りばめられたンゴニというマリの民族楽器が何処となく無国籍に彷徨う魂の放浪者的な味を出している。そして、彼の詩は「これぞ、シンガー・ソング・ライターっ!」て感じで、気持ちを理解するまで時間がかかりそうなのである。何を言いたいかと言うと、理解しようと努力する処までは行きつく、力のこもったた作品であるということだ。長くお付き合いできる良盤なのだろうと思う。
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by koyonagamura | 2011-10-04 22:22 | 2011アルバム紹介2011年


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