SHONAN BEACH FM -NAGAMURA KOYO 長村光洋

湘南カチート 水曜23時 JUKEBOX 金曜17時 N盤アワー 月曜23時 のブログです。
カテゴリ:09年CD (M~Q)( 30 )
PINK MARTINI
c0198594_1059996.jpg僕の義理の兄弟がこのバンドの出身地ポートランドに住んでいて、オレゴン州には馴染みが深いのであるが、この州は昔から地元のオリジナルを保護する政策が強くてアメリカとは思えないような地場産業が残っていた。地ビールなんてものが普通にまかり通っていたのを覚えているが、最近になってポートランド出身のミュージシャンに面白い人が増えたような気がする。一昔前に、ラウンジ・ミュージックが流行っていた頃、「ピンク・マティーニ」は番組の定番だった。今じゃ、ラウンジのコーナーは輸入盤屋でほんの棚数段になって、新譜も並ばなくなったし、再発盤も繰り返し巻き返しで悲しくなった。そんな中で、今でも一番元気に個性を振りまいているのがピンク・マティーニだ。しかも、このアルバム」は最高傑作だ。(と、思う、、) ビルボードにもチャート・インしている。残念ながら以前のような、江戸川 乱歩 原作、三島 由紀夫 脚本、若き日の 三輪 明宏 が歌った「黒トカゲ」のテーマのカヴァーなんていう毒気のある音楽はここには存在していなくて、カーペンタースの 「SING」をスペイン語を交えてドゥエットしちゃったりしているのだが、、。その分、このアルバムが一番、聴きやすい。特にストリングスのアレンジの能力が進歩している気がする。数年前に原宿のアストロ・ホールで彼らを観ることができた。このバンド、ライヴも凄く良いのですよ。2倍~3倍くらい広い箱で良かったのでは?と思っている。僕としては「毎年、日本に来るバンド」になって欲しいんだけど如何なものか? 大人の中の大人のバンドです。
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by koyonagamura | 2009-11-25 07:16 | 09年CD (M~Q)
NORAH JONES
c0198594_100217.jpg言わずと知れたノラ・ジョーンズの約3年振りの4thアルバム。CDの売り上げが減っていく中、クリスマス・アルバムと並んでセールスを計算できるアーティストの一人。僕がレコード会社の営業部長だったらセールスに向かって 「お前ら、これを売らなかったら冬のボーナス貰えると思うなよ!!」 とゲキを飛ばしているでしょう。   何といっても今の「JAZZ NOT JAZZ」 のブームは彼女の「ドント・ノー・ホワイ」から始まったのですから、、。ところが、新作の音を聴いてビックリ!!「部長!!大変です!!オープニングから前半にかけて、彼女ほとんどロックしちゃってますよ!!これ、売り場の何処に置きますか?」 部長 「ノラ・ ジョーンズ様だぞ!置けるとこには全部置くに決まってんだろ!!でも・・・・・帯にはロック、とは書かないで、力強いサウンドって書きなさい、、。」 カントリー・ロックだった小品のプロジェクト「リトル・ウィリーズ」に続いて今作はトム・ウェイツ、キングス・オブ・レオン、モデスト・マウス、ミュートマスを手掛けたジャクワイア・キングをプロデュースに迎え、彼女の新境地を築いた意欲作となっている。ロックっぽいとは言われているものの、でも根底にあるのは、あくまでもノラ・ジョーンズである。ジェシー・ハリスも2曲、作曲に協力していて、新境地をウマ~くまとめている。やはりアメリカ人のクリスマス・プレゼントにはピッタリくる良作と思う。 ジャケットのバック・グラウンドは緑だしカーペットは赤だし、可愛い犬は沢山いるし、イイじゃん。何時もながらの雰囲気の後半が特に好きだ。
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by koyonagamura | 2009-11-25 06:46 | 09年CD (M~Q)
Michel Buble
c0198594_2225152.jpgカナダ生まれの元ビッグ・バンド歌手。10年の下積みの後、現在はポピュラー音楽界の大スターとなる。1930年、40年代の古き時代のJAZZシンガーがバンドから独立してスターになっていく様を連想させて好印象な青年です。2003年のデヴュー作が大ヒット、翌年には映画「スパイダーマン」のエンディング・テーマも担当しました。(僕は映画は見たけど、音楽は全然、記憶に残っていないが、、)その後2005年の2nd,2007年の3rdが共に世界中で大ヒットを飛ばし、正しく王道を進むアーティストとなりました。このニューアルバムも既にビルボードでナンバー1 ヒットを記録しております。スタンダード曲のカヴァーが中心、オリジナル曲も、どこかで聞いたようなフレーズが気になるものの、彼のオーラに圧倒されて、ついつい最後までお付き合いしてしまうようなパワーに溢れております。まあ、思い切って言ってしまえば、掃いて捨てる程のミュージシャンがいる中で、ジァズ界で真のフランク・シナトラの後継者といったら、こういう人のことを言うのかもしれません、と僕は思ってしまう。そして、これだけ世界で売れたんだから、日本でも、もっと売れていいんと違うか?と思う?人ごとではあるが、、
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by koyonagamura | 2009-10-31 22:10 | 09年CD (M~Q)
Natalie Imbruglia   ナタリー・インブルーリア
c0198594_10421474.jpgオーストラリア出身の歌手、女優、兼モデル。 1998年のデヴュー・アルバム 「Left of the
middle」からのシングル「Torn」は全英2位の ヒットを飛ばしている。今作は4年ぶりの4作目である。彼女は007をパロった2003年の英コメディ映画「ジョニーイングリッシュ」にドジな諜報部員ジョニーと事件解決をするローラ役でローワン・アトキンソン、ジョン・マルコヴィッチと共演していたので御記憶のある方もいる??と思う。今作からのシングルカット 「Wait」 はコールドプレイのクリス・マーティンの提供曲。「Lukas」 のプロデュースはブライアン・イーノ、そしてアルバムのプロデュースはBlur,ディペッシュ・モードを担当したベン・ヒラー、はっきり言って意欲作です。(エレクトリック・アコースティック・ポップスの良作とでも言っておきましょうか?)アルバム1枚聴き通しても飽きることのない、あれでもか、これでもかの万人向けポップ路線はコールドプレイのファンにもお勧めです。この冬、街で彼女の歌声を耳にすることが、度々あると思います。
(そんなワケね~か?)
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by koyonagamura | 2009-10-14 09:05 | 09年CD (M~Q)
MAMAS GUN
c0198594_105336.jpgコリーヌ・ベイリー・レイのデヴューアルバムに参加していたSSWのアンディ・プラッツを中心とするUKソウル・バンド。バンド名もエリカ・バドゥのmama`s gun から拝借しているツワモノ達である。制作にはマイケル・ジャクソンの「スリラー」のロッド・テンパートン、ジャミロクワイのキーボード奏者、トビー・スミスらが加わっており、音自体もジャミロっぽい??デヴューといっても仕事慣れしている連中だが、それにしても完成度は高い。現在、全英ツアー中で、来年1月には早々と来日が決定している。椅子席どころかテーブルまで付いているホールの雰囲気が、ちょっと心配だが、僕は行ってみたいと思っております。しばらく、車の中にCD入れっぱなしなんだけど、結構、飽きがこないんだよね。ということは良質のPOPだということでしょう。
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by koyonagamura | 2009-10-14 08:11 | 09年CD (M~Q)
MIKA
c0198594_8204350.jpg姉のヤスミーンと一緒に制作するアルバムの デザインは決して上手とは思えないのであるが、長いこと見ていると目が馴染んで、だんだんポップ・アートの1つのキャラに見えてきた。ある意味で、村上 隆のアートが芸術として認められた初期の頃を思い出す。MIKAもフィギュア・ コレクターで日本のアニメ・ファン、2年前の来日時には、縫ぐるみと風船たっぷりのステージを披露してくれたのは記憶に新しい。この才能溢れる青年のポップ・アートはこれから全世界に向けて、更なる芸術性を発信していくのであろうか? 前回、来日した時のステージと今年発売されたDVD「Live in Paris」を見比べると、彼が驚くほどビッグ・ネームになっていることを思い知らされる。村上 隆のアートが都営バスを抜け出して、六本木ヒルズのオフィスビルの壁まで、空高く描かれたようなステージだ。本当にスケールが大きくなった。初来日でファンにプレゼントされた「たまごっち」の衣装をつけて歌っていた頃が懐かしく感じる。デヴュー・アルバムは間違いなく大傑作でスターライト・水曜の年間ベスト・アルバムだった。絶好調時のエルトン・ジョンやビリー・ジョエルの才能を彷彿させるポップなメロディーが、この21世紀に創造されたこと自体、奇跡に近いと感じた。そんな、期待を背負ったセカンドであるから、作る側も大変だったと思う、、2nd は 1st を超えたかどうかは、それを聴く人、次第であろう。 MIKAのフィギュアが出来る日も近い???
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by koyonagamura | 2009-10-13 07:19 | 09年CD (M~Q)
PETE YORN & SCARLETT JOHANSSON
c0198594_21294722.jpg大女優スカーレット・ヨハンソンの音楽家としての1stアルバムはナンバーワン、ロックバンド  「TV on the radi」のDave Sitek の御加護の元、リリースされたのである。元々僕は、音程の外れた歌が好きだし、なんたってDave Sitek のプロデュースであるからCD聴いててそんなに悪い作品とは思わなかった。トム・ウェイツの曲を歌っていたし、、。でも、スカーレット・ブランドを実力以上にむき出しにして、大袈裟な内容だったことは確かだと思う。「私が、これから歌うのよ!みんな、ビックリしなさい!私って、何だって出来ちゃうんだから!!」みたいな、、。
さて、このピート・ヨーンとの共作は、前回で、何を反省したのかは知りませんが、肩の力が抜けてイイ感じに仕上がっている。これは映画の世界でいえば「アカデミー賞・助演女優賞」の世界だ。 ピート・ヨーンはコールド・プレイ、フー・ファイタース、REMのツアー・サポートを務めワン・ランク上を狙えるSSW、映画のサントラにも多く曲を提供している。結構、相性好くデュエットしているし、ピートの曲も良い、なかなかの好盤だ。ところで、スカーレットの髪の毛の色ってブロンドじゃなかったのね?その辺も、この音楽が自然に耳に馴染む理由かもしれません。
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by koyonagamura | 2009-09-12 22:02 | 09年CD (M~Q)
NURSES
c0198594_14205334.jpg「大変好く出来ました!」という1枚です。
ただし万人ウケする音ではないので御注意ください。現在、モーレツな勢いで全米ツアー中のナースェズはオレゴン州ポートランド出身、このアルバムは「アイダホの家の地下室で録音いたしました。」ということで大変、個性的かつ不気味な音楽の登場です。NURSESという名前はソニック・ナースからとったのか? それともイギリスの変態サイケ・バンド「クリニック」からインスパイアされたのか?知りませんが、ヴォ--カルのタイプ等、僕にはクリニックのフリー・フォーク型というように感じます。セールス用語で言えば「これがアメリカン・インディーズのクリニックへの回答だ!」となるかもしれません、でも、これは意味がございません。何故ならクリニックに返事したってしょうがないから、、彼ら完全にイッチャッテルし、、、黒ヤギさんと白ヤギさんみたいなことになってしまう。サイケの良さは脳みその髄からオリジナルであることだ。そこで、このナースェズであるが、この人達の脳天も相当ヤバいと思う。でも、このアルバムのスゴイところは予期せぬ音の数々が拡散するんじゃなくて、実は楽曲の構成が計算されているところにある。したがって、あの世で最高のポップ・ミュージックに仕上がっている。それに、どの曲も細かくて神経質だ。しらふの状態でイッチャってるのか?イッチャってる状態でマトモなのか?不思議な人達だ。タイトル曲「アップル・エイカー」の最後のオチなんてTVの「ピタゴラスウィッチ」だよ。「アイダホの地下室で、そんなもん録音すんなよ!」と言いたい、、。でも、ある意味で天才です。
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by koyonagamura | 2009-09-07 08:08 | 09年CD (M~Q)
MELANIE FIONA
c0198594_846539.jpgデヴューアルバム 「The Bridge」のタイトル通り、確かに世代、異文化の橋渡しをする音楽であり、ヒップ・ホップ、ラップといった最近のソウルに疎い中年男でも愛聴できる音に仕上がっています。1曲目のゾンビーズの「二人のシーズン」をサンプリングした「Give it to me」は、大成功だと思う。とにかく、この曲に飛びついてしまったオジサンが遠く日本にいることは事実です。 カナダ、トロントで、ガイアナ共和国(1978年のあのガイアナ)から移民したギタリストの父、ロネッツ、ホイットニー・ヒューストンのファンの母に育てられた彼女の音楽ベースはしっかりとした
R&Bベース。モータウン、60年代風R&Bやポップスの影響が耳に心地よいのです。 
それでいて、古臭さが無いところがオジサンリスナーにとって魅力。2008年のカニエ・ウエストのヨーロッパツアーでサポート・アクトを務める幸運にも恵まれた彼女。このアルバム「ブリッジ」はザ・ルーツ等の協力を受けて2009年、春にリリースされました。ところで、このガイアナ共和国って南アメリカで唯一、英語を公用語とする国でインド系移民が多いのでヒンドゥー教の信者が多数を占めることで知られているのですね、、、彼女の歌と容姿を見ておりますと、なんとなく納得いたします。宗教は知りませんが、、。(話が横道にそれましたが) 全てにおいてスマートすぎるかも知れませんが、このアルバム、ハイセンスな良質のPOPと思います。
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by koyonagamura | 2009-08-24 09:27 | 09年CD (M~Q)
Paolo Nutini
c0198594_23495129.jpg御父さんがイタリア人、御母さんがスコットランド人、御爺さんが経営していたフィッシュ・アンド・チップスの店を引き継いだという家庭に育った、次の時代の音楽シーンを担う若手のシンガー・ソング・ライター。イタリア人でフィッシュ・アンド・チップスの店を継いだお父さんは偉いと思う。(勝手な自分の意見です。)サマソニには2年連続出場、ただし昨年は海の家に近い、Beach Stageだったので見逃した人がほとんどだろう。(ビーチも彼に合うのだろうけど、、) 恐ろしく才能がありながらも、今年も早い時間のMountain Stageだった。お昼一番だったんで、満員御礼とはいかなかったが、観た人は、彼が将来、相当大きくなる可能性と才能を発見したと思う。18歳で名門アトランティック・レーベルと契約、デビューアルバムが200万枚売れて、ツェッペリン、ストーンズのサポート・アクトまで務めたときくと、「若造が何で???」と、思う方も多いだろう。でも、この人に、成功で鼻高々な高慢さは感じない。背中丸めて、特異な感じだけど、よく観ると実は、メッチャクチャカッコいいジャン!!コイツ!!!って感じ。 30秒でそれが伝わってくる。キメカタが、そこらの退屈なギター・バンドとは違うのだ。新しい。 おそらく、ロックンローラーの天然のオリジナルDNAを持って生まれたのだろう。だから100万越しのCDが売れたんだろうけど、、、。このアルバムも全英初登場第1位!!!単独公演を是非見に行くべきヤング・アーティスト、注目度No.1 !!! こいつを、他の若手と同じ目線で見るな!!!
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by koyonagamura | 2009-08-10 23:31 | 09年CD (M~Q)


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