SHONAN BEACH FM -NAGAMURA KOYO 長村光洋

湘南カチート 水曜23時 JUKEBOX 金曜17時 N盤アワー 月曜23時 のブログです。
カテゴリ:09年CD (J~L)( 21 )
JAMIE CULLUM
c0198594_1040243.jpg1曲目のコール・ポータの作品「Just one of those things」の大袈裟なホーンアレンジを聴いたときは、マイケル・ブーブレの新作を思い出したが、この1曲をのぞいてジェイミー節が収録されているので ほっとした。世は正しくスタンダードな世界に回帰しているのか?マイケル・ブーブレといい、ロッド・ステュワートのスタンダード集(ニューアルバムはSoul book)といい、ハリー・コニック・Jr も売れていたし、ビルボードのチャートを眺めているとソウルやカントリーに交じってスタンダードが目につく。「UKジァズの貴公子」といわれるジェイミー・カラムはジァズというよりSSWに近いが、アルバムのオープニングを聴くとジァズへのこだわりが抜けない彼の脳裏がジンジンと伝わってくる。そして、アルバムを聴き終わると、天才バカボンのオヤジよろしく 「ん、、これでイイのだ、、、」 とうなずいてしまう。最近ではクリント・イーストウッド監督の「グラン・トリノ」のテーマを歌っていた。この映画なかなか良い映画だったな~。初めはジェイミー・カラムが歌ってるって気がつかなかった。1979年生まれだから、もう 30歳、貫録もでてきた。彼もこの辺で、イギリスの貴公子から次は全米制覇を狙いたいところだと思う。不可能ではないと感じる。POPな良作。
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by koyonagamura | 2009-11-19 07:08 | 09年CD (J~L)
KRISTINA TRAIN
c0198594_22563698.jpgニューヨーク生まれのジョージア育ち、幼い時から両親がターンテーブルにのせていたジョニ・ミッチェル、ジャニスを聞いて育ち、10代で地元南部のステージに立って歌っているところをブルーノートに認められたそうである。世のお母さん、お父さん!やっぱりレコードは捨てないで子供の為に、とっといた方が良いですよ。さて、このアルバムは、コリーヌ・ベイリー・レイ、ジェームス・ブラントのジミー・ホガースがプロデュースを担当、ロンドンで録音された。ポップ・ミュージックの開拓に精を出すブルーノートが太鼓判を押す、まさしく大型新人のデヴューCDである。声がでかくて思い切りのよい歌いっぷりが好印象だ。そして、メロディは何時か何処かで聞いたことのある70年代風なのであるが、(カヴァー曲だと思ったらオリジナルだったりするのであるが。)しかし、そんなことは彼女の新人らしい歌いっぷりと、ちょっと大袈裟とも感じるバックのオーケストレーションでぶっ飛んでしまって、2009年の快作に仕上がっている。演奏は違うけどダイアンバーチに似た懐古的メロディが魅力だ。ジミー・ホガースが凄くって、オーケストラが贅沢で、じゃ~クリスティナ・トレイン自身は如何なものか?声量だけ???という心配もあるが、まあ、彼女、ブルーノートがプッシュすりゃ、そこそこ上を行ける実力と思う。ともかく、耳に馴染んだ懐かしのポップ・メロディはラジオ向きです。聴きやすいアルバムです。(それにしても、このCDジャケ、ヒラリー・コールのニューアルバムと、何処が違うんだい!カメラの角度が10度違っただけじゃん!)
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by koyonagamura | 2009-10-31 22:55 | 09年CD (J~L)
KID CUDI
c0198594_23505633.jpgオハイオ出身、ニューヨークで活躍するラッパーのデヴューアルバム。カニエ・ウエストのレーベル G.O.O.D.からリリースされました。「自分はこれを知らない、とか、これが苦手」ということを話のネタにするのは良くないよな、とは思うものの、でも、ヒップ・ホップとラップだけは苦手であります。僕の顔つきとか、体型とか、ファッションとか、何の関係もないし、いまさら50歳近いオジサンに、もっとラップを勉強しろって言われても無理だ。これだけは勘弁してくださいということもあるのです。もちろんCD屋に行ったらヒップ・ホップやラップのコーナーにも行きますが、でも、キラキラ装飾品をつけて腰下までだぶだぶのジーンズをおろした隣の青年を、ちらっと横目で見ながら 「やっぱり、ここは俺の世界とは違う、」と思ってしまうのです。まあ、となりの青年も僕のこと横目で見て「変なオヤジ、何でここに居るんだろう?」と思っていることでしょう。しかし時々、このジャンルの音楽にも感動するアルバムがあってキッド・カディは、そのうちの1枚です。おそらく彼の音楽の懐が深くってR&B やロックやポップや色々なエッセンスが含まれていて、向こうから僕に近づいてきてくれるからでしょう。カニエ・ウエストが絶賛するのもよく分る2009年ブラック・ミュージックの趣のあるディープなアルバムだと思います。
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by koyonagamura | 2009-10-30 07:55 | 09年CD (J~L)
KINGS Of CONVENIENCE
c0198594_11382073.jpgノルウェーはベルゲン出身のアコースティック・デュオの4作目です。セラピストでもあるアイリック・ボーと今年は別のプロジェクト「The Whitest Boy Alive」 でもアルバムをリリース、誠に活動的であるアーランド・オイエから成る2人のユニットです。もともと上品な音楽であるうえに、各曲の仕掛けが控え目でハイ・センスなので、アルバム1枚通すと単調さは拭えないが、静かに暮らす人にとっては貴重な宝物のような音楽だ。ボッサ調だけど、そこから見える海が凄く寒い、、、ような演奏である。実際には、常夏の島にでも住まない限りは、殆どの人間というのは一年の半分を冷たい海風と共に生活しているのである。このスカンジナビアの2人の若者の演奏は極めて現実的で冷静だと、僕は思うのであります。10月にアルバム・リリースというのも北半球のリスナーにとってはGood timing だ。今年の冬の海はキングス・オブ・コンビニエンスでいこう!!!(CD写真は水着と半袖Tシャツだが、、、風邪ひくなよ!)

海辺に生活するものが冬を否定するなら、それは人生の半分を浪費するのと同じこと。
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by koyonagamura | 2009-10-14 09:36 | 09年CD (J~L)
JET
c0198594_8583135.jpg安心してニューアルバムを聴けるロックバンドの一つに成長したと思う。全曲ポップで耳に残るメロディラインがコンポーザーとして光っている。この路線でアルバム3枚続けて成功したバンドって、そんなに存在しない。たいしたもんだ!!!このアルバムの曲を初めてラジオで聴いた時は80年代の旧譜を流しているんだと勘違いしてしまった。 まあ、今時そんな音楽は沢山あるが、 しかし、その時は「古臭い!」と思ったんではなくて「こんな、カッコいい80年代のレコーディングあったっけ?誰だろう?」と思ったのでした。そうしたら、あとで調べたら「JET」だった、、。(2009年の新譜、、、)今年はフジにも出演し、目玉の一つとして足を運んだのであるが、どうもポップなメロディーが耳に馴染みすぎて、ロックの荒々しいノリが薄らいでしまう傾向があるように思った。(俺には、、。)今後、ポップに生きるならメッセージ、ライブに生きるなら一度「ハチャメチャ」にぶっ壊れた方が良いかもしれない、とオジサンは思う。でも、このまま突き進むなら、それもたいしたもんかな?ラジオ局にとっては有難いバンドだ。うちの子供の中学で、この夏のナンバー・ワンのCDです。
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by koyonagamura | 2009-09-11 06:51 | 09年CD (J~L)
JASON FALKNER
c0198594_955573.jpg睡眠薬の代わりだった、趣味的インスト集「Bedtime with the Beatles 」から1年もたたないで届いた新作。まあ、Bedtime~だって立派?な作品だよな、だから2年振りの新作とはいわないでおこう。今年も11月に来日公演をオン・エアー・ネストで行う予定だ。確か2年前もネストでやって、そのとき「日本がこんなに楽しいなら、早く来とけば良かった。」と言っていた。その気持ちのとおり、昨年はフジロック出演、ロジャージョセフ・マニングJrのステージにも表れた。ステージで「来年も来るぜ!」とアナウンスしてたので、ジェリーフィッシュ再結成か、TV・アイズ名義で来日するのかと喜んでいたが、夏には現れず秋の単独公演となった。日本の「くるり」の主催するレーベル、ノイズ・マッカートニーからCDを出しているだけあって、なんと3年連続の来日、しかも新作まで発表するという活発さだ。90年代に一緒にアルバムを出した(今や、ラカンターズの)ブレンダ・ベンソンもニューアルバムを出していて、これも同系統のPOPさが心地よい快作だ。なんかジェイソン・フォークナーが凄く身近に存在するように感じてきた。身近と言えば、ロジャージョセフの曲がDAMのカラオケになってるって知ってますか?すごくPOPな名バラードなんだけど、途中から曲調が変って複雑になって誰にもフォローできないような傑作なカラオケなのだ!みなさん、練習しましょう。ということで、今や我々の日常の中に存在感を現しつつあるジェイソンである。さて、相変わらず、ポップでストレートでシンプルなロック、どこにでもあるような曲なんだけど、じゃ~~彼以外に誰がやるの?と聞かれれば、彼しかやらないでしょうというアルバムだと思う。久しぶりに名前を聞いたBe Bop Deluxのカヴァーも良かった。もちろん、NESTで公演してくれるのは嬉しいんだけど、いつまでも巣にいるのは、もったいないアーティストだ。(失礼いたしました、その後NEST じゃなくてWESTだということに気付きました -10月29日訂正 -少し会場が広くなったということで、来年はリキッド・ルーム 期待しております。)
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by koyonagamura | 2009-09-02 07:31 | 09年CD (J~L)
Lori Cullen
c0198594_1328292.jpg夏休みをとらせていただきました。南国ハワイのビーチで何度も「アルバム紹介」だの「湘南ミュージック認定」だの更新しようかと思ったのですが、気分がダラ~ンとしてしまって、結局やりませんでした。日本に戻って、7月のアルバム紹介を月末になって慌てて書いてますが、「これで、いいのだ。」と思ってます。やはり、私にとって気分転換って大切です。
さて、復帰後の第一弾は1か月遅れてローリ・カレンのニューアルバム。写真が小さいけど、これは評価が低いんじゃなくてパソコンの使い方忘れただけ、このアルバムは、この夏のあ勧めです。湿気の無い国から届いたサンシャイン・ポップです。彼女は2000年にデヴィュー、ジャズ、フォーク等のアルバムを発表し今作が5枚目。カナダのトロントを中心に活動しております。何と言っても、今作の話題は60年代活躍したフリー・デザインのクリス・デドリックが全面的にプロデュースを担当しており、100%ホンワカ・ポップに仕上がっていることです。フリー・デザインの名曲「I FOUND LOVE」をはじめ、ゴードン・ライトフット、ジュディ・シルのカヴァー等、選曲の趣味にも感心いたします。フリー・デザインのファンにはもちろんお勧め。また、SSWとしても名前を記憶せねばなりませんが、、、逆にクリス・デドリックを使った今作の出来があまりにも良いので「次回はどうするのか?」 心配にもなってしまう、、そんな良盤です。蒸し暑い日本の夏の省エネ・クーラー。
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by koyonagamura | 2009-07-24 07:15 | 09年CD (J~L)
LITTLE BOOTS
c0198594_12295270.jpgBBC SOUND of 2009の1位を獲得した25歳の英国の新人女性SSW、Victoria Heskethのユニット。ブリティシュポップがエレクトリックな演奏にのって心地良く、日本の中年が聴いても、不快には思わないはずだ。世界同時不況で不満が増幅される我々の日常生活、「今夜は街に繰り出すわよ!お金はないけど大丈夫、みんなハッピーな時間を過ごそうよ。」こんな歌をヴィデオの中でホームレスと歌う彼女は、今、時の人だ。音だけ聴いてると華やかなエレポップ、ダンス・ミュージックだけどセレブ狙いではないところが好きだ。さて、先日のBECKのライヴで途中、メンバーが全員でハンディな電子楽器を持ってコーラスしていたのが記憶にある。リリィ・アレンのステージでも彼女が携帯ツールを持って、なにやら効果音をいれていた。それぞれ、何を使ってたか知らないが、ステージ上でのパーフォーマンスの一つとして面白い楽器だと思った。このリトル・ブーツはYAMAHAが2008年に開発した「Tenori-on」という電子ツールを使っている。この新製品はメディア・アーティストの岩井 俊雄氏とのコラボで第12回文化庁メディア芸術祭・エンターティメント部門で大賞を受賞している。今まで開発された電子楽器は基本的に鍵盤楽器だったが、この「テノリオン」は16x16、256個のLED発光ボタンで、視覚的、直感的に音を創造できるコンパクトなツールである。ビョークのVoltaツアーでも使われていたし、開発国日本のミュージシャンの間でも数年前から使用されているそうだ。(ペンギン・カフェのトリビュートCD・嶺川 貴子氏の作品) リトル・ブーツはサマソニ出演の為、今夏来日予定である。この新音楽ツールをステージでどう使うのかも楽しみの一つ。
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by koyonagamura | 2009-06-24 08:17 | 09年CD (J~L)
Justin Adams & Juldeh Camara
c0198594_83666.jpg毎月第四週目の日曜、金曜日「シーサイド・シアター」コンセルジュの長村 光洋です。この番組の為に、寝る暇を惜しんで目を赤くして、映画を研究ております。「JAZZYなシーサイド・シアター」を要望されたので先日は「1コイン映画(著作権切れで税込500円)」1947年の「ニューオリンズ」を観ました。この映画には全米ジャズ普及協会の様な団体が絡んでいて、当時のニューオリンズのJAZZがどのように世に広まったかを説明する、学術的な内容が含まれております。1917年が舞台です。白人の聴く音楽しか知らなかったオペラ歌手、ミラリーが家政婦役のビリー・ホリデーに頼んで賭博場のライヴ・ハウスに行くシーンがありまして、ミラリーは初めて聴く JAZZについてオーナーのニックに「こんな音楽、初めてきいたわ、、この音楽は一体、どうやって生まれたの?」と尋ねるシーンがあります。ニックは「西アフリカさ、、西アフリカや黒人を乗せた奴隷船で歌われていた音楽だ。」と説明を始めます。この映画ではミラリーがオペラ・リサイタル会場でブルースを歌っちゃうというエンディングがあるんですが、1/3は顔をしかめて帰っちゃって、1/3は聴いていて、1/3は何が起こったんだか解らないというお決まりのパターンだったように思います。JAZZやRockのファンは多いけど、アフリカの音楽にまで遡って愛聴する人はそんなに多くない。商業的ポップ・ミュージック大好きの私も同様でしたが、最近アフリカが、どんどん近付いてきている様な気がします。英国のギタリスト、ジャスティン・アダムスとガンビアのリティ奏者(一弦擦弦楽器)/歌手ジュルデー・カマラとの共作「ウソ偽りなし」は気楽にポップだし、リズム感も抜群だし、(当たり前か?)お薦めの1枚です。英国のパンクバンドでスタートしたジャスティンは、その後、ワールド・ミュージックを渡り歩き2000年に「砂漠のフェスティバル」を開催しました、その時に発見したのがテナリ・ウェンでした。このフェスには2002年ロバート・プラントが参加し、ジャスティンの「アフリカの大地と風」のようなギターに魅せられた彼はバンドのメンバーとして招き、そしてアルバム「ドリームランド」を完成させたことも知られた話です。彼のプロデュースしたテナリ・ウェンの「アマン・イマン~水こそ命」は「砂漠のブルース」という言葉を世に知らしめた傑作。このニューアルバムでは音楽的見解をさらに広め、しかもPOPで、カッコ良くて、まあ、つまり私にも十分楽しめる2009年の一つの重要アルバムに出来上がっております。
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by koyonagamura | 2009-06-18 08:18 | 09年CD (J~L)
KASABIAN
c0198594_13444241.jpg私が、厄年を過ぎてから出遭ったロックバンドの中で1、2位を競う、大した若者たち。はっきりいってデヴュー作に勝るものはないが、2nd,そして今作と成長する過程を見ていて楽しいグループです。過去のサマソニ、フジ、そして今年も3年連続の夏フェス参加であり、普通なら「またかよっ!」とマンネリ気味になるところ、このニューアルバムの歌を演奏するのであれば、是非、観てみたいバンドの一つであります。個人的にはフジロックの大自然の中で演奏した彼らの音と、波を打つように動く大観衆を後方から観た「奇跡的な光景」が生涯忘れられませんが、カサビアンなら都会の屋根付きステージでも観に行きますよ。昔は山にこもった聖人みたいだったのが、今は、見た目も随分とカッコ良くなっちゃったけど、今後も成長を期待しております。
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by koyonagamura | 2009-06-18 08:12 | 09年CD (J~L)


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