SHONAN BEACH FM -NAGAMURA KOYO 長村光洋

湘南カチート 水曜23時 JUKEBOX 金曜17時 N盤アワー 月曜23時 のブログです。
チェコに行って参りました。
チェコのプラハに行って参りました。ヨーロッパの中で大戦による破壊を免れてきた街はローマ、ゴシック、バロック、そしてアール・ヌーヴォーに至るまで多くの歴史的建築物に囲まれ、所々でタイムスリップした気分を味わえます。私の感覚では高齢者向けリアルなディズニーランドといったところでしょうか?ラジオ局のHPなのでここでは音楽の話をいたします。スメタナ、ドヴォルジャーク等の長い間抑圧されてきたスラヴ民族のクラシック音楽は今も国民から愛され、特にスメタナの「我が祖国」は民族の独立を記念する曲としてプラハ春の音楽祭においてオープニングに演奏されます。街と人とそして音楽が一致した時にその旋律は輝きを増し、私のようなクラシックに疎いもの でも思わず涙を流してしまう程です。街は毎夜クラシックのコンサートが開かれ街頭はチケット売りで溢れます。これほどクラシックが商売になる処は見たことがありませんでした。また、プラハはモーツアルトの「フィガロの結婚」 を最初にブレイクさせた都市であり、引き続き「ドン・ジョヴァンニ」を初演したことから彼の人気が高く、あの有名な人形劇にも「ドン・ジョヴァンニ」が演目にいれられます。人形劇はスラブ民族が抑圧されていた時代に唯一チェコ語を使うことが許された文化継承物で今でも愛され多くの劇場にて演じられております。FMでスターライトクルージンをやっていた時に60年代の女性歌手マルタ・クビショヴァーの歌をよく流しました。彼女は「プラハの春」の時代、歌うことで政府に反抗したあげく1989年の「ビロード革命」で30万の民衆の前に立つまで20年間歌うことを禁じられた歌手です。現在もプラハには60年代のポップス、ロック、フォークの雰囲気が残されている気がします。食堂やカフェでかかる音楽も なんとなく懐かしのアメリカンでした。2001年のチェコ映画「プラハ!(反逆者たち)」もこの時代を背景にしており劇中にはペトゥラ・クラークの「ダウンタウン」やナンシー・シナトラの「シュガータウンは恋の街」が使われていました。反骨精神の塊のような歴史を生きてきたこの街の人達は一見、無愛想である感もあります。いちいち口に出していたらやりきれない程の苦い経験だったでしょう。しかし、その歴史と文化に、そしてヴルタヴァ川の夜明けの光に恋をした日本のおじさんでありました
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by koyonagamura | 2014-03-05 14:20 | ビーチFM今日の日記2012~
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