SHONAN BEACH FM -NAGAMURA KOYO 長村光洋

湘南カチート 水曜23時 JUKEBOX 金曜17時 N盤アワー 月曜23時 のブログです。
華麗なるギャツビー
時は1920年代、大富豪の娘であるデイジーと無一文の青年の物語。所詮かなわぬ恋をあきらめきれず青年は軍を除隊した後に巨万の富を築きニューヨーク・ロングアイランドの大邸宅に現れる。そして、その湾をはさんだ向かい側にはデイジーが夫のトムと家を構えていたのである、、。ローリン・トゥェンティ/狂騒の20年代/ジャズ・エイジ、自動車が大量生産され映画やラジオが普及する。街灯、電話、水道、インフラが整備されアメリカの電気消費量は4倍に膨れ上がった。アールデコが頂点に達し、人々は夜な夜なお洒落をしてチャールストンやフォックストロットを踊りにダンスホールに足を向けた。ボストンからニューヨークに招かれたベーブ・ルースがヤンキーススタジアムでホー ムランを打ちまくっていたのもこの頃である。この繁栄が永遠に続くことを誰もが信じていた時代だ。
一方、第一次大戦を経験して世界に失望し冷笑的作品を書いた小説家達を「失われた世代」と呼ぶ。この「華麗なるギャツビー」は1925年、スコット・フィッツジェラルドのベストセラーで26年、49年に映画化されている。ギャツビーの究極のダンディズムをファッションと音楽で贅沢に飾った作品はコッポラ監督、ロバート・レッドフォード主演、アカデミー衣装デザイン、編曲賞を受賞した74年の映画だ。音楽はジャズを知り尽くした作曲家ネルソン・リドルだった。中学生時代に鑑賞した私は20年代の歌、チャールストンに魅了されサントラ盤を愛聴したものだ。ここでのレッドフォードの演技、男の美学 、流儀は目を見張るものがある。魅力的な男の映画を一つ選べと言われれば間違いなく「華麗なるギャツビー」をあげるだろう。
この6月、ディカプリオ主演のリメイクが公開される。なんと3Dである。監督のバス・ラーマンは20年代のジャズが持つパワーは現代のHIP HOPであるといい音楽にジェイ・Z、そしてビヨンセを使っている。その答えは何年も後に客観的に映画を観較べた人たちが的確に出すだろう。娯楽を消費するのが当たり前の世の中であるが、文化を継承する上で原作を知るということは我々の義務だと思う。私もディカプリオが好きだ。ファンの方でこの映画を気に入ったら本を読んでみることをお薦めする。四月からスタートした「N盤アワー」はルーツにこだわり、懐かしの音楽をお届けしてまいります。引き続き宜しく御傾聴ください。
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by koyonagamura | 2013-04-17 12:44 | ビーチFM今日の日記2012~
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