JJ CALE
前作のエリック・クラプトンとのコラボ「The Road to Escondido」がグラミー賞を獲得したJJ ケールの14作目のスタジオ・アルバムです。このアルバムでもクラプトン、ジム・ケルトナーがタイトル曲に参加しております。これは宣伝文句として書いたんであって、僕にとってはクラプトンが参加してなくったって「良いものは良い」といった感じなのです。1938年オクラホマ、タルサ生まれ、ブルース、ロカビリー、カントリー、ジァズに影響を受け70年代の「レイド・バック」ミュージック、タルサ・サウンドの中心として演奏活動を続けてきた彼は、クラプトン、レイナード・スキナードのヒット曲の作者としても知られています。二ール・ヤング、マーク・ノップラー、もちろんクラプトン、そして果てはブライアン・フェリーに至るまで彼の音楽に影響されたミュージシャンは数知れません。そんな偉大な人物でありますが、CDジャケの内側で見せる彼の写真は驚くほど普通のオッサンの素顔です。その辺の公園で月曜の真っ昼間っから花見して缶ビール飲んでても、何の不思議もない男の顔です。まあ、70歳なんだから普通なんだけど、、。私は小学校の時から担任の先生に「本当に偉い人間は、そういう人です。」と教わってきたのでJJ ケールを尊敬しています。10曲目の「OLD FRIEND」はロックのスタンダードに成りうる名曲です。JJ ケールは全部名盤。
by koyonagamura
| 2009-04-01 08:21
| 09年CD (J~L)