PATRICIA KAAS
ヌーヴェル・シャンソンの女王、パトリシア・カースのニューアルバム。(仏盤はLiveと2枚組)1985年デヴュー、1987年に「マドモワゼル・シャントゥ・ブルース」が本国、ベルギー、スイス、カナダの仏語圏で大ヒットし、同年の「ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジク」を受賞して以来、常にベスト・セールスに君臨する彼女。 KABARET はモダーン・ミュージックをベースに古き良き時代のパリ、ベルリン、アルゼンチンのエッセンスを取り入れた極上のシャンソンに仕上がっております。タイトル通り Kabaret,Pigalle等「ムーラン・ルージュ」を代表とするモンマルトル近辺の歓楽街の歌は単なる焼き直しではなく、彼女の表現力により新たな生命を与えられ、一曲目の坂本 龍一を連想するピアノの美メロからラストの50年代映画「旅愁」のセプテンバー・ソングまで、昔懐かしの雰囲気一杯にお洒落な大人の歌を楽しむことができます。
今月のアルバムの Sara-jane Morris 同様、「夜の音楽」でありまして、最近、夜が長くなって困っております。まあ、美味しく酒が飲めて、良いことなのでしょうが、、、。
今月のアルバムの Sara-jane Morris 同様、「夜の音楽」でありまして、最近、夜が長くなって困っております。まあ、美味しく酒が飲めて、良いことなのでしょうが、、、。
by koyonagamura
| 2009-03-09 07:10
| 09年CD (M~Q)